事例22 お世話になった人に財産を遺贈したいというケース
ご相談時の状況
相談者の方は80代の女性の方で、以前、ご主人に相続が発生したときに、お手伝いさせていただいた方でした。ご主人の相続から約5年、そろそろ、ご自身のエンディングに関しても意識されるようになったそうです。ご相談者には妹がいるものの、何十年も疎遠でほとんど独り身の状態です。ただ、相談者の方には何かと息子のように世話をしてくれる方がいました。自分に何かあった場合は、この方に遺産を相続させたいと考えており、遺言の作成を希望していました。
提案内容
公正証書遺言と、遺言執行を提案しました。
結果
ご相談者は高齢なため、公証役場との遺言内容の調整や遺言書作成の段取りは全て当事務所にて代行しました。また遺言執行者を当事務所に指定して頂くことにより、相続発生後のスムーズな遺言内容の実現を行うことができるため、相談者の方も安心しておられました。